病気などで失われた細胞、組織、器官の再生を行う治療を再生医療と呼びます。美容分野では、自身の細胞を用いた老化によるシワ、シミ、たるみなどの治療も、広い意味で、再生医療の一つと言えます。
患者様から採取された細胞は、CPC(細胞調整施設)にて厳格な管理のもと培養を行います。このCPC(細胞調整施設)は、院内に併設され、室内の温度、気圧、清浄度などを一定に保たれた作業室でバイオクリーンルームとも呼ばれます。
CPC(Cell Processing Center)とも呼ばれる細胞培養室のCO2インキュベーター | 安全キャビネット(クリーン度100)内での細胞培養の作業 |
50歳代からの老化改善
目の周り、額、ホウレイ線、首、手の甲など老化による小じわの改善には線維芽細胞(コラーゲンを作る細胞)を利用した再生医療があります。加齢によりもともと肌にある、線維芽細胞(コラーゲンを作る細胞)が減ってしまった部位に、培養増殖させた自身の線維芽細胞を注射で戻すことで全身のエイジングケアを実現します。
30歳代からの老化予防の場合は、本来肌に存在する線維芽細胞(コラーゲンを作る細胞)は、50歳代の人に比べるとまだ残っているので多血小板療法(PRP・セルリバイブジータなど)という細胞を活性化させる方法でもある程度の効果を期待することができます。
ただ、多血小板(PRP・セルリバイブジータなど)は、あくまでも細胞の活性化のみですので、線維芽細胞(コラーゲンを作る細胞)への培養注入と比べると効果は低くなります。
高い効果を長期間求められる方は、線維芽細胞(コラーゲンを作る細胞)を利用した方が良いでしょう。
脂肪由来幹細胞(脂肪に含まれる幹細胞)を培養増殖させて、点滴などで全身にこの幹細胞を戻すことにより、幹細胞自身が再生を必要としている部位を見つけ、目的の細胞へと分化すると言われています。(ホーミング効果)
脂肪由来幹細胞注入療法により、わずかな細胞レベルの損傷で、自覚症状すらないような部位でも自然に修復され健康増進されます。幹細胞は、骨、軟骨、筋、腱などに分化するため、関節痛、腱損傷、虚血性疾患、難治性疾患などの治療に利用されています。
※「ホーミング効果」…体内に放たれた幹細胞は、自動的に再生を必要としている部位を見つけ分化する。
VEC(ベック)は、ご利用者様ご本人の血液から採取された複数の成長因子に、毛乳頭や毛包そして細胞増殖やタンパク質の合成に有効な成分とビタミンやミネラルなど、ヴィヴィアン美容クリニック独自によって配合された注射治療の事です。
AGA治療で服用されるプロペシア等と比べ副作用の少ない治療法で男性女性を問わずご利用いただけることや、毎日薬を服用する煩わしさがなく継続治療することなく効果が望めますので好評です。
ガン細胞を制圧するNK(ナチュラルキラー)細胞を培養増殖させて、免疫力を高めたNK
(ナチュラルキラー)細胞を体に注入することで各種のガンの予防を目指します。
ヴィヴィアン美容クリニックでは、しわ・たるみ治療の分野で、再生医療(皮フ再生医療、線維芽細胞培養など)を導入しており、これまでも多くの皆様より、好評を頂いており、福岡県内でもトップクラスの実績を誇っております。
気になるしわ、たるみ、顔たるみを、皮ふ再生医療やスーパーリフトや金の糸を利用したリフト術等を用いて解消し、全身のエイジングケアを実現するしわ・たるみ治療から、老化を遅らせるスローエイジングという予防的な方法など、皆様のニーズに合わせた最適な方法をご提案しております。
ヴィヴィアン美容クリニックでは、認定医の資格を持つ医師が、相談から施術まで一貫して行っております。
無料カウンセリングを実施しておりますので、安心してご相談(相談無料)下さい。
以下は、主なしわ・たるみ治療の診療内容の紹介です。
ご自身の皮膚を数mm採取して、そこから培養増殖させ、ご自身の繊維芽細胞を、気になるしわに注入する再生医療です。
注入後は、数ヶ月かけて肌が甦ります。甦った肌は、5年以上効果が持続します。
※TV、雑誌等マスコミ各社の方へ
ノーベル賞受賞等でも有名になった再生医療に関する取材のお申し込みは、直接クリニックまでお電話でお問い合わせ下さい。
肌の殆どはコラーゲンと呼ばれる弾力性のある繊維で出来ています。皮膚は左の図のように、表面から『表皮』『真皮』『皮下組織』という3層により構成されています。お肌のハリやしわの要因の殆どは『真皮』にあり、『真皮』は、ほどんどがコラーゲンで出来ており、そのコラーゲンを作り出す細胞が繊維芽細胞です。
セルフコラーゲントリートメントはこのコラーゲンを作り出す細胞、繊維芽細胞を再生させ使用する再生医療です。
加齢とともに「繊維芽細胞」は減少し、お肌の弾力の元となるコラーゲン繊維が減少してきます。それが「シワ」「たるみ」の原因となります。
加齢のために、真皮繊維芽細胞の数は減少し、勢いも悪くなります。その結果、コラーゲンを沢山作り出すことができなくなってしまうのです。
セルフコラーゲントリートメントは、この減少した細胞を患部に直接補充するという再生医療です。
また、このセルフコラーゲントリートメントは全てのスキンケアのベースとなる治療です。
他の施術と併用することにより、更なる相乗効果を得ることが可能です。
1.培養で調製した線維芽細胞塊 | 2.通常の培養では、線維芽細胞がバラバラの状態 | |
3.ヴィヴィアン美容クリニックの培養では、線維芽細胞が糸状塊となり、注入後に移動し難くなる |
セルフコラーゲン(線維芽細胞培養)療法とは別の再生医療となります。昨今では、簡易キットの登場で多くのクリニックで実施されています。
血液中の血小板に含まれた因子を利用し、繊維芽細胞の増殖を促す方法です。
繊維芽細胞を注入するセルフコラーゲン(線維芽細胞培養)療法とは、全く違い、30代など比較的若く、繊維芽細胞の減少が少ない方は、多血小板療法である程度の効果が見込めます。
しかしながら、多血小板療法では、繊維芽細胞の減少が著しい部位では、効果の実感が乏しいという欠点があり、一部のクリニックでは、誇大に効果を謡い過ぎているのも見かけます。
十分に症例選択しないと、効果の実感が得られないということになりかねません。
深いしわになる前の老化予防と考えるのが良いと思われます。
またセルフコラーゲン療法を受けた方の維持療法として利用すると良い結果が得られます。
■ヒアルロン酸
プチ整形として有名なヒアルロン酸注射です。
ヒアルロン酸は、皮膚内部に存在する潤いの成分とする、ジェル状の薬剤です。
人体に影響はなく、ヒアルロン酸注射をする事で、シワ等を皮膚内部より隆起させ、気になるシワを目立たなくします。
■ボツリヌストキシン(ボトックス)
表情による眉間や目尻のしわが気になる場合は、ボツリヌストキシン(ボトックス)注射が有効です。
ボツリヌストキシン菌の作用を利用し、表情筋の接合部に作用し表情筋の動きを止める事で、眉間や目尻のしわをできにくくします。
ダーマローラー+EGFは、小ジワ解消のほかにニキビ跡や妊娠腺などに効果があります。
ダーマローラーとは、極細の針のついた特殊なローラーで、このダーマローラーを使い、肌にEGF(皮膚の成長因子)を浸透させ、肌を甦らせる方法です。
※EGF
EGF(Epidermal Growth Factor)とは、人間が本来持っている因子で、体内の53個のアミノ酸から形成されるタンパク質の一種です。
現在では、ほとんどの化粧品に配合されています。
しわだけでなく、顔たるみが気になる場合は手術療法が選択されます。
手術というと大掛かりなイメージだと思いますが、レーザーを使用したり、特殊な糸を使用するプチ整形レベルの方法から本格的な方法まで多数の療法を実施しています。
特殊なレーザーを利用して、1mm程のファイバーを皮下に通し、レーザーを照射して、顔たるみを改善します。
レーザーリフトは、サーマクールなどの体外からの照射法に比べると、効果の発現も持続も良い結果が得られます。
照射後は通院も不要で翌日からメイクも可能です。
糸のリフト、ケーブルリフト、金の糸リフト、フェザー、マジック、ハッピーリフト等、顔たるみを改善する特殊な糸を皮下に挿入し、垂れ下がりたるみとなった部位をリフトし、たるみを改善します。
通院不要で、翌日からメイクも可能です。
■金の糸リフト(ゴールデンリフト)
金の糸リフト(ゴールデンリフト)は、純金の糸をに真皮内に埋め込むことで、皮膚再生能力を向上させ、シワやたるみをなくします。
■ニューマジックリフト
ニューマジックリフトとは、溶ける糸での施術です。
ニューマジックリフトは、約8ヶ月~12ヶ月で完全に体内に吸収されます。
糸がなくなった後も、繊維化がおこなわれるので、顔のたるみに効果を期待できます。
■フェザーリフト
特殊な糸を針で皮下に通す施術です。
顔のたるみや今まで難しかった首や眉尻など、他のリフト術では施術が難しい部分でもリフトすることが可能です。
アイリフトはたるんだ皮膚を除去して、すっきりした、若々しい目元に改善します。
同時に脂肪を減らすこともできます。
5~7日後に抜糸の通院が必要です。
(1)同時にまぶた、目の下の脂肪を減らすことで、さらに若々しい目もとを実現します。
(2)クイックまぶたたるみ解消:埋没法を応用して、まぶたを切らずにたるみを解消します。
耳のつけねの付近や髪の毛の中など目立たない所から、たるんだ皮膚をリフトします。
顔たるみの量にもよりますが、10歳以上若返ることも可能です。
症状に応じて額(ひたい)、コメカミのみのリフトも可能です。
術後は、数回の通院が必要です。