幹細胞を用いた再生医療

自己脂肪由来幹細胞を用いた顔面萎縮症・皮膚再生医療

顔面萎縮症・皮膚再生医療

治療・研究の区分 治療
再生医療の区分 再生医療第2種
計画番号 PB7170011

【判断理由】
本再生医療等は顔面の加齢症状や顔面萎縮症状の改善を目的として、再生医療等を受ける者から採取した脂肪から製造した脂肪由来幹細胞を顔面に投与するものです。
使用する細胞は自己脂肪由来の幹細胞であり、特定細胞加工物の製造にあたって細胞培養を行うことから高い成功率で拡大培養が可能です。
<再生医療等の対象疾患等>
・しわ、たるみなどの顔面の加齢症状
・ロンバーグ病などの顔面萎縮症状


加齢によるしわ・たるみ


顔面萎縮症状

【選択基準】

・年齢:20歳から80歳

・本治療を受けることを希望した患者様のうち、再生医療等を行う医師の診断により、他の治療法では改善が見込めず、本治療の実施が適当であると判断された者を本治療の対象となっております。

【除外基準】

以下に該当する者患者様は本治療の対象外とさせて頂きます。

・脂肪採取時に使用する麻酔薬または特定細胞加工物の製造工程で使用する物質に対する過敏症、アレルギー症状を起こした経験がある患者様

・感染症を発症している患者様

その他、治療を受ける患者様の健康状態、身体的条件を勘案し、本治療を受ける医師が治療の提供の可否を判断します。

顔面や首などの皮膚の加齢性変化に対する
自己脂肪由来幹細胞を用いた局所注射療法

顔面や首などの皮膚の加齢性変化(しみ、しわ、たるみ、毛穴など)の改善を目的とし、ご自身の皮下脂肪由来の間葉系幹細胞を培養し注射する方法です。
従来のレーザー治療やヒアルロン酸、ボトックスでは得られない肌全体の若返りが期待できます。ご自身の細胞を用いますので拒絶反応もなく安全な治療です。